山 行 報 告
2010/7/24〜25  八ヶ岳・赤岳     メンバ:根来、田中、藤岡(OB)   記録:根来


阿弥陀岳をバックに 大同心遠望 文三郎新道にて 雲湧く稜線 夏雲と赤岳
コケモモ コマクサ チョウノスケソウ ヒナコゴメグサ テガタチドリ



【コースタイム】

(24日)
美濃戸駐車場6:20…8:50行者小屋9:50…12:00赤岳頂上12:45…13:10地蔵尾根分岐13:20…14:50行者小屋

(25日)
行者小屋8:20…8:50赤岳鉱泉9:00…10:40美濃戸駐車場




【記 録】

(24日)
 6時前に起床。朝食を済ませて6:20に出発。南沢はほぼ樹林帯なので暑さも気にならず快適に歩ける。

 行者小屋はすでにテントがたくさん張られていたが、なかにはジャンエスよりも大きいと思われる巨大なテントが5張も張られているのでビックリ。通路の少し上段にスペースを確保できたので、さっそくテントを設営し、余分な荷物はデポして出発する。

 文三郎新道の網の階段は段差が大きくて、足の短い者にとってはちょっと苦労である。中岳への分岐の手前のガレにはコマクサがたくさん咲いていた。分岐で一休み。

 頂上近くの岩場ではチョウノスケソウを発見。ミヤマオダマキ、チシマギキョウ、ミヤマダイコンソウ等など、いろんな花が咲いている。頂上で記念写真を撮り、小屋付近に移動してコンロを出してコーヒータイムとする。

 地蔵尾根分岐に向うが、登ってくるのはほとんどが中高年登山者で、久々の山である藤岡氏はその多さにびっくりするやら感心するや。

 分岐で一休みしてガレた地蔵尾根を下る途中、そんなに急でもないところで鎖にすがりつくようにして登ってくる中高年女性がいた。不慣れなのであろうが、見ているほうがヒヤヒヤする。

 行者小屋に下りて、まずはビールを買い求め、乾杯。風はさわやかで気温も高くなく、下界の暑熱地獄を思えば天国である。

(25日)
 6時半に起床。今日は赤岳鉱泉経由で帰るだけなのでノンビリ撤収をし、鉱泉を目指す。

 鉱泉を出た後は、沢沿いでテガタチドリを見つけて写真を撮ったりしながら下る。林道脇にはサルナシやマタタビの小さな実を付けていた。